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製品情報

オキュパンシーロガーを使いビルの省エネ評価

用途:ビルの省エネ 
産業:ビル管理
組織:カーボンライトハウス社

サンフランシスコのランドマークでもある12階建て商業ビル、フラッドビルディングは19世紀から20世紀にかけての変わり目頃に建造された。1906年と1989年の二度の大地震を経て現在にいたる。外観からもきわめて古い建物とわかる。

 

今回、地元のエンジニアリング会社、カーボンライトハウス社が請け負った省エネ改造工事のおかげで近代的な建造物のエネルギー効率とそん色のないビルに生まれ変わったことは驚嘆に値する。

 

改造計画の一部でカーボンライトハウス社はビル内のトイレにおけるエネルギー効率を評価するためにOnset社のオキュパンシーロガーを用いた。ロガーはデータが必要なところならどこにでも(天井、照明器具、手すりなど)取り付けることができ、バッテリー電源で働く。また、ロガーには人感センサーと光センサーが組み込まれていて、ユーザが指定したインターバルで在・不在データと照明on/offデータを長期間記録できる。ロガーにはLCDが標準で付いているのでロガーの現在状況やシグナル強度を目視で確認でき、大容量のメモリーは長期間の連続運転が可能で、ユーザのデータ回収頻度を軽減できる。

 

現在のトイレの照明は数年前に在・不在センサーとリンクしてon/offするように改良されていた。カーボンライトハウス社は、まず現在のセンサーが正常に作動しているかどうかを確認するために照明器具の使用時間を知ったうえで、もっと効率の良い器具に交換する必要があるかを判断することにした。

 

オキュパンシーロガーを使いビルの省エネ評価今日では省エネ照明器具は市場に氾濫しておりコストを考えなければ既存の照明器具を最新式のものに取り換えることは簡単にできる。しかし、カーボンライトハウス社の技術部長、マット・ガンサー氏は“新築ビルの場合は最新式の器具を使うのは理にかなっているが、改造計画の場合は違ったアプローチを検討すべき”という。

 

“このビルのように商業用ビルであれば照明器具も毎日24時間稼働する場合もめずらしくない。そのようなときはシステムの更新を考えるのが一般的。最初に状況を調査することで時間がかからず安価に改修できる方法を見つけることができるかもしれない”

 

フラッドビルディングのケースではカーボンライトハウス社はビルの全トイレの内8か所について調べることにした。ガンサー氏によれば掌サイズのオンセット社製オキュパンシーロガーを設置するのに1時間もかからなかった。ロガーは3週間分のデータを取得するため放置した。蓄積データは同社製ソフトHOBOware Pro使い回収した。

 

“とても簡単だ。回収したデータから直ちに判断できる。取得したデータはほとんどのロガーで占有時間帯が午前9時から午後6時ないしは午後7時までを示していた。代表的な3か所の内2か所のロガーでは在・不在センサーと照明のon/offの関係が正しく動作していることが明確に示されていた。一方、残りの1個では全ての時間帯で照明がずっとonの状態だった。データから現在の在・不在センサーは1台を除き照明のon/offを正しくコントロールしており、ビル全体のセンサーを交換する必要はないことが分かった。次の検討は照明器具の運用時間との兼ね合いから照明器具そのものを更新するだけの価値があるのかの評価をすることだ。”

 

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“メーカは既存の機器を効果的に運用するという提案より常に新しい製品を売りたがる。新製品が従来品よりも省エネだということだけで買い替えのコストを考慮せずに。新しい商品で省エネであっても必ずしもコストセーブにならないことも肝にめいずるべき。”とガンサー氏はいう。

 

HOBO and Onset are tredemarks of Onset Computer Corporation, Bourne, Massachusetts(USA)

 

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