製品情報

屋内空気質の米国内地域間相違調査

家庭における高湿度環境は不快感を高めるだけでなくアレルギーや呼吸器疾患の原因にもなり、さらにはダニ類の発生やかびの成長を促進することにもなる。このような高レベルの屋内高湿度環境がどこで起こっているのか、またその要因についてより詳細な理解を得るため米国住宅都市開発省（ＨＵＤ）はアメリカ国内の3つの異なる地域から60所帯を選び家屋内の温度・湿度データを1年間収集するという調査事業を予算化しスティーブ・ウィンター・アソシエーツ社に委託した。温暖・高湿度地域としてアメリカ南東部、寒冷地域として北東部および太平洋側北西部よりサンプル家庭を選択。

この調査はASHRAE（アメリカ暖房冷凍空調学会）標準化部会160Pによりすでに進められている湿度管理モデリングツールの開発と関連技術の標準化を援助するのが主たる目的。SWAはこの調査のためオンセット社製ホボＵ12データロガーを使い温度・湿度のデータを収集した。データは専用ソフトHOBOware Proを使い一目で変化が理解できるようグラフ化し分析をおこなっている。

• 次のページへ［ サンゴ白化現象と水温の影響に関する研究 ］
• 前のページへ［ データロガーが連邦エネルギー効率化計画で活躍 ］

HOBO and Onset are tredemarks of Onset Computer Corporation, Bourne, Massachusetts（USA）

製品に関するお問合わせは、お問合せフォームをご利用ください。