製品情報

地球温暖化が川ニシンに与える影響評価

用途:環境調査
産業:水資源
組織:Antietam Pump Company

Antietam Pump CompanyのDayna Gardecki氏はOnset社製ホボ水位ロガーを使って個人住居の水井戸からデータ収集を行っている。個人住居の水井戸でロガーを使ってどのように水位をモニターしているかをGardecki氏に聞き、回答いただいた。

 

Onset:水位観測プロジェクトの中で水位ロガーはどのような役割を果たしていますか?

Gardecki:Pennsylvania州環境保護部(DEP)は自治体の水井戸を建設した場合、完成後10年間個人住居井戸の水位をモニターすることを求めています。この要求を満たすためホボ水位ロガーを使って3箇所の個人住居井戸水位を観測し、自治体の井戸が個人井戸の地下水層に影響を及ぼしていないかを確認しているのです。
ロガーに蓄積されたデータは年4回収集し、水位が降下していないか、上昇していないか、変化なく一定であるかをモニターしています。そうすることで調整官は自治体の井戸が水脈の十分な場所に掘られているかどうかを確認し、個人井戸が枯渇することがないことを判断しています。また水位上昇がないかどうかをモニターすることで、地上水が地下水層に侵入していないかを判断することもできます。

 

Onset:データ収集する点において何か困難はありますか?

Gardecki:コンピュータの専門知識はありませんが、ロガーからデータ収集するのに困ったことはないですね。ロガーからラップトップコンピュータにデータをダウンロードするのに30秒ほどかかるだけです。

 

Onset:データはどのように分析しているのですか?

Gardecki:データは3ヶ月に一回’HOBOware Pro’ソフトを使ってダウンロードし、DEPが情報を検討できるようにグラフ化したデータを印刷して提出しています。調整官はその井戸データの履歴をいつでも取り出し再検討できるようファイル保存をしています。

 

Onset:プロジェクトを通して何か分かったことはありますか?

Gardecki:水位ロガーで収集したデータから井戸とその地下水層が安定した状態であるかどうかが良く分かります。今までのところ、収集したデータから自治体の水供給井戸は地下水層の強い水脈に掘られ、個人井戸に悪影響を及ぼしていないことが分かり、関係者に心の平和を与えています。

 

Onset:データロガーとして一番大切な要素は何だと思いますか?

Gardecki:私の観点で言うと、一番大切なことは使い易さと価格です。機器の信頼性だけではなく、使い方が簡単で設置し易いのが重要ですね。それから、もちろん故障が少なく精度が高い計測ができることも重要です。そういう意味からもホボ水位ロガーは私にこのプロジェクトを推進する自信を与えてくれました。

 

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HOBO and Onset are tredemarks of Onset Computer Corporation, Bourne, Massachusetts(USA)

 

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