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UX90ロガーで研究室の占有パターンを記録

 

米国エネルギーマイザー社では市営水道局研究室のスタッフが部屋を使用するパターンを記録するのにホボUX90-005ロガーを使用している。同社では顧客に見積もったエネルギーコストの削減効果を立証するために10以上ある研究室の使用状況を調査している。エネルギーマイザー社Dan Spilman社長にこの仕事におけるOnset社UX90オキュパンシーロガーの役割について聞いてみた。

 

Onset:エネルギー使用効率を考える上で研究室がかかえる問題は何ですか?

 

Dan:今回の場合、研究室に誰もいないのに空調装置を四六時中、つけっぱなしにしているということは初めから分かっていました。ですから、研究室不在時の換気回数を減らすことで何十万ドルものエネルギーコストの削減をする自信はありました。

 

Onset:そんなに大きな額ですか?

 

Dan:一般的に研究室は大量の新鮮な空気が必要でエネルギーのヘビーユーザですが、誰もASHRAEの要求基準には関心を払いません。多くの場合、研究室の換気回数は1時間当たり8~15回で設計されているようですが、実際の要求換気回数は人が部屋を占有している時で6回です。冬場、外気が氷点下の時、その空気を換気のためにヒートアップする必要があります。夏場は逆にクールダウンする必要があります。今回のようなケースでは、業務日であっても部屋の専用率を連続で考える必要はありません。ここの職員は屋外でテストを行うことが多く、昼間、研究室を空室にすることがしばしばあり、その間換気回数を減らしたり、空調を止めることもできます。

 

Onset:UX90オキュパンシーロガーを選んだ理由は何ですか?

 

Dan:目的にあった仕様であるという事と、ディスプレイ付きでロガーが正しく働いているかを確認できることです。信号強度表示機能が付いているのもいい。

 

Onset:ロガーを取り付ける際に考慮した点は何ですか?

 

Dan:ロガーはドアフレーム上部に取り付けました。研究室のサービス用通路が部屋の間にあり入口が両方向にあるので、どちら側からの人も検知できるよう配慮しました。取り付けマグネットは便利です。同じ場所で2週間計測し、そのあと場所を移してローテーションしています。 

 

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HOBO and Onset are tredemarks of Onset Computer Corporation, Bourne, Massachusetts(USA)

 

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